2021/04/23 |
2021年1月29日に、PMDAから「医薬品の生殖発生毒性評価に係るガイドライン」が公開され、ゼブラフィッシュが発生毒性試験の代替法として導入され、我が国でもゼブラフィッシュ創薬に関心が注がれている。ゼブラフィッシュ創薬の最大の特徴は、フェノミクス研究のモデル生物としてゼブラフィッシュを、最大限に活用することになる。しかしながら、フェノミクス創薬は、最近の研究戦略であり、まだ十分な研究システム開発が実現していないのが現状である。そこで、まずゼブラフィッシュ創薬の全てのプロセスにおいてDX(デジタルトランスフォーメーション)を強化する必要がある。
このZDX(ゼブラフィッシュデジタルトランスフォーメーション)のレッスン1として3 Displaysを、強くお勧めします。1)ディスプレイの価格が手ごろになったので、2016年から3 Displaysを、導入しました。2)下段の 2 Displaysの活用法は、すでに多くの活用法が紹介されているので、参考にして下さい。3)ただし上段の1 Displayは、注意が必要で、あまり上段Displayを、長時間使用すると軽度頸椎症的症状が出る場合があります。4)いずれにしても、フェノミクス研究戦略にはマルチディスプレイは不可欠であり、今後これらの高度活用法を、紹介していきます。