2015/10/15 |
ゼブラフィシュは、ヒトゲノムとの類似性、ゲノム編集の効率性、多産性、定量的ライブin vivoイメージングへの適合性などから創薬のあらゆるプロセスに活用され、欧米ではゼブラフィッシュ創薬により新しい医薬品開発が実現しています。さらに最近、ゼブラフィシュ創薬は、ターゲットバリデーション、前臨床薬効安全性スクリーニング、臨床個別化医療などにおける新しい脊椎動物モデルとして展開されています。そこで、最先端の次世代ゼブラフィッシュ創薬の現状について報告します。たとえば悪性腫瘍における化学療法の薬剤選択は個別化医療の中心的課題です。現状のオミックス(ジェノタイプ)を基盤とする個別化医療は統計学的推定であるが、本研究開発は各患者本人検体の治療薬感受性(フェノタイプ)情報を、その患者の治療薬決定基盤にするものであり、がん検体の治療薬感受性解析結果を、100時間以内にin vivoで出す究極の個別化医療としての治療薬選択を可能にする体外診断用医薬品を、研究開発しております。
●2015年10月14日(水)?16日(金) http://www.ics-expo.jp/biojapan/main/index.html
Bio Japan 2015 : 10:00?17:00 パシフィコ横浜 展示会入場料5,000円(Web事前登録者は無料)
・10月15日(木) 11:10?11:25 出展者プレゼンテーション 展示ホールB会場(聴講無料)
(NEDO) 「ゼブラフィッシュ創薬支援システム開発研究」 田中利男
・展示会場: NEDOブースにて展示予定