2017/03/17 |
3月17日(金)7:50〜8:50 G会場(長崎新聞文化ホール 翔鶴の間(西))
第90回日本薬理学会年会ゲノム創薬からフェノミクス創薬へのパラダイムシフト
田中 利男(三重大学)、小林 麻己人(筑波大学)、久米 利明(京都大学)
現代のゲノム創薬時代においてもFirst-in-Class創薬の多くは、フェノタイプスクリーニングにより実現していることが明らかとなりました(NatRevDr
ugDiscov.2011,10:507)。一方、21世紀に発展し続けているゼブラフィッシュ創薬は、いくつかのFirst-in-Class創薬を成し遂げつつあり、その創
薬戦略はオミクスを基盤とするハイスループットin vivoフェノタイプスクリーニングによるフェノミクス創薬であり(NatRevDrugDisco
v.2015,14:721)、そのポテンシャルの大きさが明らかとなりつつありますので、最新の研究展開について報告いただきます。