2023/12/28 |
2000年頃から17社のゼブラフィッシュ創薬支援CROが世界で続々と創業され、さらに多数のゼブラフィッシュ創薬ベンチャーが米国での臨床試験に突入しています。またグローバルにはゼブラフィッシュ創薬の市場規模が、2021年の8,965万米ドルから2028年2億3,150万米ドルへの成長が期待されています。21世紀のゲノム創薬時代においてもFirst-in-Class創薬の多くは、in vivoフェノタイプスクリーニングにより実現していることから、ゼブラフィッシュ創薬の有効性が明らかになっています。その定量的ハイスループットライブin vivoフェノタイプスクリーニングによるフェノミクス創薬が特徴であり、さらにプレシジョンメディシン(個別化医療)におけるポテンシャルの大きさが期待されています。そこで、下記セミナーを予定しております。
2024年2月14日(水)13:00ー17:00
次世代ゼブラフィッシュ創薬セミナー(Zoomウェビナー)
https://johokiko.co.jp/seminar_medical/AF240228.php
もしご関心がありましたら、講師紹介割引申込をご活用ください。
その際は、申込フォーム備考欄に講師紹介の旨と、専用コード(I-311)を必ず入力下さい。
当日は、以下のようなトピックを中心にご報告し、質疑応答により現時点でのゼブラフィッシュ創薬のリアリティーを解説いたしますので、ぜひご参加いただけますと幸甚です。
1.1 17社の国際的ゼブラフィッシュ創薬支援CRO創業と発展
1.2 欧米におけるゼブラフィッシュ創薬ベンチャーの隆盛と米国臨床開発プロセスへの進展
1.3 我が国におけるゼブラフィッシュ創薬の現状と今後の展開
2.1 広範な臨床悪性腫瘍(膵がん、白血病、肝細胞がん、前立腺がんなど)移植ゼブラフィッシュモデル
2.2 ヒトがん幹細胞移植ゼブラフッシュモデル(PDXZ)によるin vivoがん幹細胞病態機構解析
2.3 ヒト神経疾患(認知症、てんかん、網膜疾患、化合物誘発性難聴、騒音性難聴など)モデルの病態機構解析
2.4 ヒト心疾患(心不全、房室弁閉鎖不全症、不整脈(Torsa de Pointes, Long QT Syndrome)モデルの病態機構解析
2.5 ヒト腎疾患(ネフローゼ症候群など)モデルの病態機構解析
2.6 ヒト2型糖尿病(ダイアベテス)、メタボリックシンドローム、肥満症、脂肪肝などの病態機構解析
3.1 臨床悪性腫瘍(膵がん、肝細胞がん、白血病、前立腺がんなど)移植ゼブラフィッシュモデルスクリーニング
3.2 ヒトがん幹細胞移植ゼブラフッシュモデル(PDXZ)による新規ヒトがん幹細胞治療薬スクリーニング
3.3 患者がん移植ゼブラフィッシュモデルによるリポジショニングスクリーニング
3.4 化合物誘発性難聴予防薬の定量的自動ハイスループットin vivo ライブフェノタイプスクリーニング
3.5 騒音性難聴予防薬の定量的自動ハイスループットin vivo ライブフェノタイプスクリーニング
3.6 新規心不全治療薬の定量的自動ハイスループットin vivo ライブフェノタイプスクリーニング
3.7 新規催眠薬のゼブラフィッシュ行動・脳トランスクリプトーム解析スクリーニング
3.8 新規抗精神病薬や新規抗加齢脳治療薬のゼブラフィッシュ行動・トランスクリプトーム解析スクリーニング
4.1 ハイスループットゼブラフィッシュ発生毒性試験の品質管理システム
4.2 定量的ハイスループットゼブラフィッシュ心毒性試験とヒト臨床oncocardiologyへの展開
4.3 ハイスループットゼブラフィッシュ腎毒性試験と定量的個別蛋白尿解析システム
以上、2024年2月14日(水)13:00ー17:00ネットセミナーで、お会いできますことを、楽しみにしております。