| 2025/12/09 |
【エネルギー源を断つ】 膵がんは「脂質(油)」をエネルギー源として好みます。PVSはまさに脂質の塊(卵黄)の上です。
特徴:
移植されたがん細胞が、下の卵黄(Yolk)から脂質を吸い上げて消費している様子を観察します。
「Oil Red O」などの脂質染色や、蛍光脂質アナログを使って追跡します。
長所:
代謝拮抗薬の評価: 「がん細胞の兵糧攻め(代謝阻害薬)」の効果を、卵黄の減り具合や細胞内の脂質蓄積量で評価できます。これはシャーレの中では再現できない系です。
短所:
卵黄自体が自然に消費されていく(魚が成長に使っている)ため、がん細胞による消費との区別が難しい。
課題と対策:
課題: 定量の難しさ。
対策: がん細胞内に取り込まれた「蛍光脂肪酸(BODIPYなど)」の輝度を測定するのが最も確実です。
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AIDXプレシジョン患者がん移植システムによるゼブラフィッシュ創薬と個別化医療
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