2010/09/17 |
政治経済だけではなく、創薬開発においてもJapan Nothingが、言われて久しい状況です。この問題に対して、北里大学薬学部の竹内正弘教授は、日本の創薬力におけるポテンシャルについて、2010年9月17日創薬薬理フォーラムにおいて、講演されました。臨床試験におけるJapan Nothingは、深刻な問題であり、今後再構築に時間が必要な点は、多くの人々の認めるところであります。一方、枯渇している創薬ターゲット探索やシーズ開発など、創薬前期開発における日本の力は、期待されています。ここに、メディカルゼブラフィッシュ研究による創薬前期の高速化と多様化に大きな貢献が予測されています。